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刊行物イスラム世界
最新号
イスラーム関係邦文新刊書リスト(バックナンバー)
『イスラム世界』投稿規定(2023年6月改訂)
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投稿者は原則として本会会員とします。 (※なお,投稿者は原則として本会会員といたしますが,これを機に新たに日本イスラム協会に入会され,投稿なさる方々も歓迎いたします)
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原稿は未発表のものに限ります。
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論文は32,000字までとします。書評及び学界動向紹介は8,000字までとします。40字×30行の設定で作成してください。制限枚数には註,図表等も含むものとします。その他の原稿に関しては,編集委員会までお問い合わせください。論文については,掲載が決まった後,最終原稿と同時に英文(欧文)レジュメ(80ストローク×20行= 250 words ぐらい)を提出してください(投稿段階では必要ではありません)。
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翻訳も受け付けますが,紙幅の都合上,投稿の半年前までに編集委員会までお問い合わせください。
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投稿に際しては,所定の投稿フォームに必要事項を記入し,提出してください(投稿フォームは本会のホームページからダウンロードできます)。➡ダウンロードはこちらから
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原稿は,電子ファイル(WordおよびPDF)で投稿してください。メール添付も可です。
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英文(欧文)レジュメはなるべくネイティブによる校閲を受けてください。
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投稿の時点から註は脚注形式にしてください。
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原稿料は差し上げられませんが,論文に関してはPDFファイルおよび会誌2部をもってこれに代えさせていただきます。紙媒体の抜刷をご希望の方には実費で提供させていただきます。
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原則としてアラビア文字等はすべて転写することとし,その転写法は,日本イスラム協会ほか監修『新イスラム事典』(平凡社)または大塚和夫ほか編『岩波イスラーム辞典』(岩波書店)の方法に従うこととします。
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原稿は,編集委員会が指名した査読者による査読結果に基づき,編集委員会の責任において掲載の可否を決定します。投稿された原稿の返却は行いません。
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査読は匿名審査方式で行います。掲載が最終的に確定するまで,投稿原稿には投稿者の氏名や所属先など,投稿者が特定できる情報・表現を記さないでください。
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本誌に掲載された原稿は,電子化媒体によって複製・公開されます。投稿者は本誌への投稿に際して,この点を了承したものと見なします。
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投稿締切は,書評以外は2月末と8月末,書評は3月末,9月末です。
『イスラム世界』編集委員会
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学大学院人文社会系研究所 イスラム学研究室
e-mail: ais@l.u-tokyo.ac.jp
イスラム世界 100号
—2024年2月刊行ー
■論文
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阿部哲「コロナ禍イランにおける科学知をめぐるイスラーム議論—公衆衛生・臨床医学分野を中心に―」
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柳橋博之「法源学の外形的有効性についての考察—売買の効力をめぐるシャーフィイー派学説を例として―」
■特集 近代日本におけるイスラーム世界関係史資料
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三沢伸生「近代日本におけるイスラーム世界関係の史資料をめぐる諸問題―『大日本回教協会寄託資料』を中心に―」
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店田廣文「戦中期日本における回教研究機関の遺産と継承—『大日本回教協会寄託資料』の再検討と再評価に向けて―」
■書評と紹介
長沢栄治監修『イスラーム・ジェンダー・スタディーズ』
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栗谷利江「第1巻:森田豊子・小野仁美編著『婚姻と離婚』」
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山岸智子「第2巻:鷹木恵子編著『越境する社会運動』」
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山口元樹「第3巻:服部美奈・小林寧子編著『教育とエンパワーメント』」
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今堀恵美「第4巻:鳥山純子編著『フィールド経験からの語り』」
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佐々木紳「第5巻:岡真理・後藤絵美編著『記憶と記録にみる女性たちと百年』」
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長沢栄治「書評に対する応答」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2022年1月—6月)
イスラム世界 99号
—2023年9月刊行ー
■論文
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相磯尚子「近世オスマン帝国におけるデルヤー・ベイ船団の編成と役割—帝国艦隊への合流と任務を中心に―」
■書評と紹介
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末森晴賀「堀井優著『近世地中海の形成―マムルーク朝・オスマン帝国とヴェネツィア』」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2021年7月—12月)
イスラム世界 98号
—2023年2月刊行ー
■論文
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法貴遊「カラームの学における言語的パラダイムに関するユダヤ・イスラーム間の論争について」
■書評と紹介
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森才人「James E. Baldwin, Islamic Law and Empire in Ottoman Cairo」
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漆光「Hannah Baker, That Most Precious Merchandise: The Mediterranean in Black Sea Slaves, 1260-1500」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2021年1月—6月)
イスラム世界 97号
—2022年10月刊行ー
■論文
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多田守「16世紀中頃のオスマン朝における漕手徴発をめぐって」
■書評と紹介
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保坂修司「安達智史著『再帰的近代のアイデンティティ論―ポスト9.11時代におけるイギリスの第二世代ムスリム』」
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平野貴大「近藤洋平著『正直の徒のイスラーム』」
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小野仁美「八木久美子著『神の嘉する結婚―イスラムの規範と現代社会」』
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2020年7月—12月)
イスラム世界 96号
—2022年1月刊行ー
■論文
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柳橋博之「ムフリムの婚姻と終身贈与をめぐる学説とハディースの対応関係について」
■書評と紹介
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井上貴恵「澤井真著『イスラームのアダム―人間をめぐるイスラーム神秘主義の源流』」
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中川灯里「柴田大輔・中町信孝編著『イスラームは特殊か―西アジアの宗教と政治の系譜』」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2020年1月—6月)
イスラム世界 95号
—2021年6月刊行ー
■論文
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佐藤友紀「ジャッサースの法理論―キヤース論およびイッラ・マスラハ論の考察を中心に―」
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木村風雅「現代イスラーム法源学における教友の権威:教友の法的権威性をめぐるシャーフィイー派ウラマーの3つの理解」
■書評と紹介
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井上貴恵「イディリス・ダニシマズ著『トルコにおけるイスラーム神秘主義と実践』」
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小笠原弘幸「Negehan Tokdoğani, Yeni Osmanlıkç: Hınkç, Notalji, Narsisizm」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2019年7月—12月)
イスラム世界 94号
—2020年12月刊行ー
■論文
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徳永佳晃「パフラヴィー朝成立期のイランにおける選挙権をめぐる議論:1306年ティール月22日法第1条の制定過程」
■翻訳
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大渕久志「イスラム世界の諸宗教と分派:ファフルッディーン・ラーズィー著『諸分派の信条』翻訳」
■学会動向
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末森晴賀,荒井悠太「トルコ・ティレのネジブ・パシャ図書館調査記―地方に存在する写本図書館―」
■書評と紹介
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田中雅人「若林啓史著『シリアの悲嘆―キリスト教徒虐殺事件 一八六〇年』」
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池田昭光「齋藤剛著『「移動社会」のなかのイスラーム―モロッコのベルベル系商業民の生活と信仰をめぐる人類学』」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2019年1月—6月)
イスラム世界 93号
—2020年6月刊行ー
■論文
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勝畑冬実「1月25日革命後のエジプト大衆映画における「イスラーム主義者」の表象をめぐって」
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ハディ ハーニ「イスラーム法からみるパレスチナ問題―二国家案・一国家案との比較検討と実現可能性に関する考察―」
■書評と紹介
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榮谷温子「U-PARL(東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門)編『世界の図書館から アジア研究のための図書館・公文書館ガイド』」
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木村風雅「大川玲子著『クルアーン:神の言葉を誰が聞くのか』」
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沖祐太郎「Khaled Fahmy, In Quest of Justice: Islamic Law and Forensic Medicine in Modern Egypt 」
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塩崎悠輝「市岡卓著『シンガポールのムスリム―宗教の管理と社会的包摂・排除』」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2018年7月—12月)
イスラム世界 92号
—2019年11月刊行ー
■論文
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吉田京子「シャイフ・サドゥークの『講義録 al-Amālī』におけるファーティマ伝承」
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大渕久志「ファフルッディーン・ラーズィーは『大注釈』を完成させなかった : 補完者とされるシャムスッディーン・フワイイーの『諸学問の泉』を新資料として」
■書評と紹介
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松山洋平「井筒俊彦著(鎌田繁監訳,仁子寿晴・橋爪烈訳)『イスラーム神学における信の構造:イーマーンとイスラームの意味論的分析』」
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小笠原弘幸「大塚修著『普遍史の変貌:ペルシア語文化圏における形成と展開』」
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新井和広「山口元樹著『インドネシアの改革主義運動―アラブ人コミュニティの教育活動と社会統合』」
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桐原翠「Febe Armanios and Boğaç Ergene, Halal Food: A History」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2018年1月—6月)
イスラム世界 91号
—2019年6月刊行ー
■論文
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粕谷元「1925年のトルコ大国民議会におけるタリーカ活動禁止法案審議」
■書評と紹介
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岩本佳子「KONDO Nobuaki, Islamic Law and Society in Iran: A History of Qajar Teheran」
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磯貝真澄「長縄宣博著『イスラームのロシア―帝国・宗教・公共圏,1905~1917』」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2017年7月—12月)
イスラム世界 90号
—2018年11月刊行ー
■論文
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平野貴大「小幽隠期のイマーム派による「極端派」認識―サッファール・クンミーによる極端派批判の分析を通じて―」
■書評と紹介
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橋爪烈「森本公誠訳・タヌーヒー著『イスラム帝国夜話』上下巻」
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杉山隆「Morikawa Tomoko and Christopher Werner (eds.), Vestiges of the Razavi Shrine, Āthār al-Razavīya: A Catalogue of Endowments and Deeds to the Shrine of Iman Riza in Mashhad」
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岩本恕文「Marc David Baer著,The Dömme: Jewish Converts, Muslim Revolutionaries, and Secular Turks」
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馬場多聞「大坪玲子著『嗜好品カートとイエメン社会』」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2017年1月—6月)
イスラム世界 89号
—2018年6月刊行ー
■論文
・エシン・エセン「『細雪』のトルコ語訳における聞き手責任の意味的・認知的要素の翻訳について」
■書評と紹介
・栗山保之「矢島彦一著『イブン・バットゥータと境域への旅:『大旅行記』をめぐる新研究』」
・大渕久志「水谷周著『イスラーム信仰概論』」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2016年7月—12月)
イスラム世界 88号
—2017年11月刊行—
■論文
・野口舞子「12世紀前半におけるムラービト朝のマグリブ支配—ウラマー,スーフィー,聖者との関係から—」
・岩本佳子「「スルタン」から「パーディシャー」へ:オスマン朝公文書における君主呼称の変遷をめぐる一考察」
■書評と紹介
・田中みなみ 「Renee Worringer, Ottomans Imaging Japan: East, Middle East and Non-Western Modernity at the Turn of the Twentieth Century」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2016年1月ー6月)(倉澤理)
イスラム世界 87号
—2017年6月刊行—
■論文
・荒井悠太「歴史叙述におけるアサビーヤ―イブン・ハルドゥーン『実例』の分析」
■書評
・Gavin D. Brockett, How Happy to Call Oneself a Turk: Provincial Newspapers and the Negotiation of a Muslim National Identity (小笠原弘幸)
・松山洋平『イスラーム神学』(近藤洋平)
■その他
・イスラーム関係邦文新刊書リスト(2015年7月~12月)(倉澤理)
イスラム世界 86号
—2016年10月刊行—
■論文
・西村太郎「ポルトガル人のインド洋来航とキルワ王国—カブラルとノヴァの航海をめぐって—」
・早川尚志「モグール・ウルス後期の交通とその掌握—宿駅と通行証の観点から—」
■書評と紹介
・佐々木紳「長田雄三・江川ひかり著『世紀末イスタンブルの演劇空間—都市社会史の視点から』」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2015年1月—6月)
イスラム世界 85号
—2016年5月刊行—
■論文
・久保幸恵「リベラル・コミュニタリアン論争の視座から見たオランダの多文化主義〜ムスリム移民問題に焦点をあてて〜」
・杉山隆一「イラン・イスラーム共和国体制下のイマーム・レザー廟:同国におけるシーア派聖地イマーム廟の運営と諸活動」
■学会動向
・榮谷温子「第8回世界アフリカ言語学会議(WOCAL8)」
■書評と紹介
・水澤純人「Ivermee, R., Secularism, Islam and Education in India, 1830-1910」
・井上貴恵「嶋本隆光 著『イスラームの神秘主義—ハーフェズの智慧—』」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2014年4月-12月)
イスラム世界 84号
—2015年10月刊行—
■論文
・金博諒「旧満州国奉天市回回営の商業施設の形成過程:興遊園と奉天第一商場の事例分析」
・中野さやか「サアラビー著『王の性質』におけるナディーム論の分析」
■書評と紹介
・幸加木 文「秋葉淳・橋本伸也編『近代・イスラームの教育社会史—オスマン帝国からの展望』」
・松永 泰行「小杉泰著『9.11以後のイスラーム政治」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2014年1月-6月)
イスラム世界 83号
—2015年5月刊行—
■論文
・小野仁美「現代チュニジアにおけるシャリーアと女性:ラーシド・ガンヌーシーのイスラーム的女性解放論」
・高尾賢一郎「サウジアラビアにおけるヒスバの継承と展開—勧善懲悪委員会を事例に」
■学会動向
・橋爪烈「スレイマニイェ図書館—その概要と利用について—」
■公開講演会報告「ムスリム女性とヒジャーブ:イスラームにおける空間分離とヴェール」
・山﨑和美「男女の空間分離という社会規範とイラン女性」
・後藤絵美「エジプトにおける芸能人女性の悔悛とヴェール」
■書評と紹介
・野中葉「後藤絵美『神のためにまとうヴェール—現代エジプトの女性とイスラーム』」
・菅原睦「萩田麗子(翻訳・解説)『ウイグル十二ムカーム—シルクロードにこだまする愛の歌』」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2013年7月-12月)
イスラム世界 82号
—2015年3月刊行—
■論文
・飯野りさ「「タラブ」と「ナガム」の文化内在的構造:アラブ文化における音楽と情緒の関係に着目して」
■公開講演会報告「トルコの歴史と文学—16-21世紀」
・宮下遼「トルコ文学の中のイスタンブール:文学的言説空間からのアプローチ」
・佐々木紳「近代トルコの文学と言語:多元的理解に向けて」
■書評と紹介
・菅原純「小杉泰・林佳世子編『イスラーム 書物の歴史』」
・山本健介「Wendy Pullan, Maximilian Sternberg, Lefkos Kyriacou, Craig Larkin and Michael Dumper, The Struggle for Jerusalem's Holy Places」
・渡邊駿「Christopher M. Davidson, After the Sheikhs: The Coming Collapse of the Gulf Monarchies」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2013年上半期)
イスラム世界 81号
—2014年4月刊行—
■論文
・長峰博之「カーディル・アリー・ベグの史書について—ジョチ・ウルス継承政権史料の史料的価値とその歴史認識—」
・柳橋博之「旅行中の斎戒義務をめぐるハディースの展開について」
■学会動向
・小倉智史「ジャンムー・カシミール州図書館案内」
・公開講演会報告「マグリブ・アンダルスの歴史と社会」
・佐藤健太郎「ジブラルタル海峡の北と南〜イスラーム期のスペインとその対岸」
・齋藤剛「ベルベル人とイスラーム—モロッコにおける「先住民」運動の展開とその宗教観—」
■書評と紹介
・森下信子「東長靖著『イスラームとスーフィズム 神秘主義・聖者信仰・道徳』」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2012年7月—2012年12月)
イスラム世界 80号
—2013年10月刊行—
■論文
・中屋昌子「中国における「イスラーム復興」と宗教統制について—新疆ウイグル自治区の事例から・—」
・前田君江「「シャツに咲いた赤い花まで」—シャームルー初期詩集『決議』と非韻律詩の詩学」
■公開講演会「イスラーム化とは何か — 中東と西アフリカの事例」
・柳橋博之「中東におけるイスラーム化の経緯:改宗と法学派の展開」
・苅谷康太「西アフリカにおけるイスラームの歴史的展開:11世紀から19世紀まで」
■書評と紹介
・柳橋博之「Norman Calder, Islamic Jurisprudence in the Classical Era」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2012年1月—2012年6月)
イスラム世界 79号
—2013年3月刊行—
■論文
・宮下遼「16世紀「描写の書」に見るオスマン朝古典詩人の商工業者像」
・公開講演会「アラブ世界 — 回顧と展望」
・臼杵陽「近現代史の中のアラブ革命」
・長沢栄治「エジプト革命の歴史的位置づけ」
■公開講演会「イスラーム金融の現状」
・福島康博「イスラーム金融の仕組みと各国の取り組み」
・椎名隆一「ビジネスとしての日本におけるイスラーム金融〜非ムスリム国のイスラーム金融への係わり方〜」
■書評と紹介
・新井政美「藤波伸嘉 著『オスマン帝国と立憲政 — 青年トルコ革命における政治、宗教、共同体 —』」
・加藤瑞絵「イブン・イスハーク 著、イブン・ヒシャーム 編註(後藤明、医王秀行、高田康一、高野太輔 訳)『預言者ムハンマド伝』」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2011年7月—2011年12月)
イスラム世界 78号
—2012年4月刊行—
■論文
・柳橋博之「巡礼の履行不能をめぐるハディースと法学説について」
■学会動向
・菅原純「国際ワークショップ『「新疆問題」を越えて』」
・八尾師誠「百科事典『ダーネシュ・ゴスタル』の出版と日本認識の広がり」
・森下信子「インド写本図書館案内—ハイダラーバードの小規模図書館を中心に—」
■書評と紹介
・ケイワン・アブドリ「イラン:地方のダイナミズムと現状—農村都市形成過程を中心に—」(鈴木均著『現代イランの農村都市 革命・戦争と地方社会の変容』)
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2011年1月—2011年6月)
イスラム世界 77号
— 2011年10月刊行 —
■論文
・松山洋平 「「知識のイスラーム化」論の思想的展開―イスマーイール・アル=ファールーキーとターハー・アル=アルワーニーを例に―」
■学会動向
・大塚修 「イランにおける研究環境の改善:写本総目録の編纂を中心に」
・公開講演会報告「イスラームにおける歴史叙述」
・渡部良子 「ペルシア語イスラーム歴史叙述の世界」
・森山央朗 「イスラーム世界の地方史の色々」
■書評と紹介
・阿部尚文 「水田正史著『第一次世界大戦期のイラン金融:中東経済の成立』」
・前田君江 「アティーク・ラヒーミー著(関口涼子訳)『灰と土』」
・園中曜子 「Martin Stokes, The Republic of Love: Cultural Intimacy in Turkish Popular Music」
・菅原睦 「ナヴァーイー作品の3種の翻訳について」
イスラーム関係邦文新刊書リスト
2010年7月-2010年12月
イスラム世界 76号
ー2011年3月刊行ー
■論文
・塩崎悠輝「マレーシアの公的ファトワー管理制度:近代国家によるシャリーア解釈権独占の試み」
・現代世界の動向とイスラーム
・幸加木文「現代トルコにおけるフェトゥッラー・ギュレンとその運動の位置付けに関する研究動向」
■学会動向
・小杉麻李亜「10周年を迎えたロンドン大学SOASクルアーン学会:第6回「クルアーン:テクスト、歴史、文化」研究大会」
・公開講演会報告「イスラーム世界の墓病参詣」
・守川知子「神と人をつなぐ場へ:シーア派ムスリムの聖地巡礼」
・菅原純「変貌する都市と聖墓:カシュガルにおける聖墓の過去と現在」
■書評と紹介
・長谷川圭彦「新井政美著『オスマン帝国はなぜ崩壊したのか』」
・吉田達矢「河野淳著『ハプスブルクとオスマン帝国:歴史を変えた〈政治〉の発明』」
・柳橋博之「Van Staëvel, Droit Malikite et habitat à Tunis au XVe siècle」
イスラム世界 75号
—2010年8月刊行—
■論文
・勝畑冬実「「イスラーム主義」「世俗主義」の枠組みを超えて ―1980年代以降のハーリド・ムハンマド・ハーリドの思想的位置取りから―」
・野中葉「インドネシアの大学におけるダアワ・カンプスの成立と拡大 ―組織と活動家に対する調査を通じて―」
・橋爪烈「ブワイフ朝初期の「ダイラム」 ―イラーク政権とジバール政権の比較から―」
■公開講演会報告「異宗教の共生」
・濱本真実「ロシアのムスリム ―服従から共生へ」
・神瀬晶子「中東のキリスト教徒とムスリム ―東地中海地域の事例から」
■書評と新刊紹介
・篠田知暁「ジャウメ一世著、尾崎明夫、ビセント・バイダル訳・解説『征服王ジャウメ一世勲功録 レコンキスタ軍記を読む』」
・清水和裕「前田弘毅著『イスラーム世界の奴隷軍人とその実像:17世紀サファヴィー朝イランとコーカサス』」
イスラム世界 74号
—2010年3月刊行—
■論文
・斎藤剛「バラカ概念再考:モロッコをフィールドとした人類学的ムスリム聖者信仰研究の批判的検討」
・小倉智史「カシミールのペルシア語年代記におけるスーフィー伝:在地有力者との関係を中心に」
・渡部祥子「1930年代から40年代のアルジェリア・ムスリム・スカウトに見るナショナリズム運動組織の変化:ウラマー協会とPPA―MTLDの抗争との関連から」
■現代世界の動向とイスラーム
・藍澤光晴「マダガスカルの十二イマーム・シーア派:コージャ(Khoja)による布教活動の展開にふれつつ」
■公開講演会報告「変貌するイスラーム世界の都市」
・新井勇治「イスラーム都市の生活空間:ダマスクス旧市街の変貌と現状」
・岩崎えり奈「都市社会カイロ:エジプトの都市・農村関係」
■「書評と新刊紹介
・小野仁美「小林寧子著『インドネシア 展開するイスラーム』」
・藤木健二「Suraiya Faroqhi, Artisansof Empire: Crafts and Craftspeople under the Ottomans」
・橋爪烈「菊地達也著『イスラーム教 「異端」と「正統」の思想史』」
イスラム世界 73号
—2009年9月刊行—
■論文
・長縄宣博「帝政ロシア末期のワクフ:ヴォルガ・ウラル地域と西シベリアを中心に」
・山崎和美「イランにおける女子近代教育の発展と女子教育に関する言説」
■公開講演会「中東イスラーム世界とインド洋」(2009年度前期)
・家島彦一「インド洋とイスラーム:最近のインド洋研究を中心に」
・新井和広「インド洋におけるアラブ移民の変遷:18世紀後半から現代まで」
■書評
・佐々木紳「岩崎えり奈著『変革期のエジプト社会:マイグレーション・就業・貧困』」
・辻明日香「菅瀬晶子著『イスラエルのアラブ人キリスト教徒:その社会とアイデンティティ』」
イスラム世界 72号
—2009年3月刊行—
■論文
・堀江聡江「エジプト民法典におけるイスラーム法の影響の批判的考察」
・小河久志「イスラーム教育の変容と多様化する宗教実践:タイ南部ムスリム村落の事例から」
・刈谷康太「サハラから広がるイスラーム:ムハンマド・アル=ファーディルの思想・教義・儀礼とその「論理」」
・高尾賢一郎「シリアの最高ムフティー、アフマド・クフターローのスーフィズム理解:「頑迷固陋ではないイスラームの再構築」に向けた取り組み」
■現代世界の動向とイスラーム
・伊藤寛了「近年のトルコにおける世俗派とイスラーム派との対立とトルコ民族主義の高揚」
・公開講演会「アフガニスタンを知る2講」(2008年度後期)
・岩井俊平「バーミヤーン遺跡周辺から見た仏教とイスラーム」
・八尾師誠「新生国民国家アフガニスタンの現在と今後:国民創出への歩み」
■書評
・佐々木紳「粕谷元編『トルコにおける議会制の展開:オスマン帝国からトルコ共和国へ』」
・安藤潤一郎「坂本勉編『日中戦争とイスラーム:満蒙・アジア地域における統治・懐柔政策』」
イスラム世界 71号
—2008年9月刊行—
■論文
・宮澤栄司「英国文献における「アレヴィー」概念の形成:領事報告と人類学会誌(19世紀後半から20世紀初め)を中心に」
・吉田達矢「「ギリシア独立戦争」勃発以降のオスマン帝国政府の東方正教世界総主教に対する政策:就任手続きの検討から」
・橋爪烈「後ジバール政権の成立」
・小笠原弘幸「オスマン朝における歴史叙述の中のモンゴル像」
■研究機関紹介
・上野雅由樹「オスマン・アルメニア人研究とマテナダランのカトリコス文書」
■公開講演会「現代イラン政治を知る2講」(2008年度前期)
・松永泰行「イスラーム国家の世俗化と統治―イラン革命から30年―」
・佐藤秀信「現代イランの政治と社会:第9期大統領選結果に見る中央―地方関係」
イスラム世界 70号
—2008年3月刊行—
■論文
・宮下遼「トルコ古典文学における都市と詩人:都市トポスの誕生と16世紀イスタンブル」
・藤波伸嘉「アブデュルハミト・ゼフラーヴィーと「政治的教養」:オスマン・アラブ知識人の公民論」
・小野仁美「マーリク派法学における子どものクルアーン教育:イスラーム法規定と教育専門書」
■公開講演会「東南アジアの島嶼部のムスリム」(2006年度後期)
・床呂郁哉「フィリピンのイスラーム―その歴史と現在」
・辰巳頼子「モロの名乗り―フィリピン・ムスリムの自己認識をめぐって」
・長津一史「イスラームの制度化と権威―マレーシア・サバ州、海サマ人のイスラーム化をめぐって」
■公開講演会「イスラーム復興」(2007年度後期)
・飯塚正人「イスラーム復興の思想的背景と現実:アラブ世界を中心に」
・澤江史子「イスラーム復興がもたらす対立と可能性:トルコの女性運動を通じて考える」
■書評と紹介
・鈴木英明「ロナルド・シーガル著(設樂國廣監訳)『イスラームの黒人奴隷―もう一つのブラック・ディアスポラ』」
・澤江史子「Stephane A. Dudoignon, KOMATSU Hisao, and KOSUGI Yasushi(eds.) Intellectuals in the ModernIslamic World: Transmission, Transformation, Communication」
・横田貴之「吉川卓郎著『イスラーム政治と国民国家:エジプト・ヨルダンにおけるムスリム同胞団の戦略』」
・西野正巳「横田貴之著『現代エジプトにおけるイスラームと大衆運動』」
・加藤瑞絵「シャイフ・ハーレド・ベントゥネス著(中村廣治郎訳)『スーフィズム イスラムの心』」
・阿部尚史「桜井啓子『シーア派―台頭するイスラーム少数派』」
・小杉麻李亜「谷正人『イラン音楽―声の文化と即興』」
イスラム世界 69号
—2007年11月刊行—
■論文
・田村幸恵「ムスリム青年協会パレスチナ支部による労働組合組織に関する一考察―1920年代後半からアラブ労働者統一会議まで」
■研究資料紹介
・佐藤秀信「イスラーム革命文書センターの回想録シリーズについて」
■研究機関紹介
・秋葉淳「リビアの文書館・研究所事情」
■公開講演会「東南アジアの島嶼部のムスリム」(2006年度後期)
・床呂郁哉「フィリピンのイスラーム―その歴史と現在」
・辰巳頼子「モロの名乗り―フィリピン・ムスリムの自己認識をめぐって」
・長津一史「イスラームの制度化と権威―マレーシア・サバ州、海サマ人のイスラーム化をめぐって」
■公開講演会「イスラムの絵画と建築」(2007年度前期)
・桝屋友子「イスラム地域における写本絵画の発展」
・深見奈緒子「世界建築史にみるイスラム―ヴォールティリングとタイルから」
■書評と紹介
・服部美奈「倉沢愛子『インドネシア イスラームの覚醒』」
・菅原純「ティムール・ダダバエフ『マハッラの実像―中央アジア社会の伝統と変容』」
・森本一夫「嶋本隆光『シーア派イスラーム―神話と歴史』」
・吉田京子「モハンマド=ホセイン・タバータバーイー(森本一夫訳)『シーア派の自画像―歴史・思想・教義』」
・幸加木文「M. Hakan Yavuz, IslamicPolitical Identity in Turkey」
・平寛多朗「八木久美子『マフフーズ・文学・イスラム―エジプト知性の閃き』」
・篠田知暁「芝修身『真説レコンキスタ―〈イスラムVSキリスト教〉史観をこえて』」
イスラム世界 68号
—2007年11月刊行—
■論文
・野田仁「カザフ・ハン国とトルキスタン―遊牧民の君主埋葬と墓廟崇拝からの考察―」
・川端隆史「汎マレーシア・イスラーム党(PAS)の政策決定過程に見る「イスラーム的」なるもの―近年のクランタン州政権による娯楽規制政策を事例にした考察―」
・柳橋博之「バスラのズファル―「イマーム」の誕生―」
■公開講演会
「イスラーム世界の少数派:タイのムスリム」
・西井涼子「南タイにおけるムスリムと仏教徒―改宗者の死をめぐって―」
・今泉慎也「タイの司法裁判所におけるイスラーム法の適用―ダト・ユティタム(イスラーム法裁判官)の役割」
■学界動向
・設樂國廣「トルコ歴史会議」
・菅原純「第7回米国中央ユーラシア学会(CESS)年次大会
■書評と紹介
・荒このみ「アーザル・ナフィーシー(市川理恵訳)『テヘランでロリータを読む』」
・田浪亜央江「モシェ・スミランスキー(母袋夏生訳)『死の接吻』」
・大川玲子「牧野信也『イスラームの根源を探る―現実世界のより深い理解のために』」
・徳原靖浩「菊地達也『イスマーイール派の神話と哲学―イスラーム少数派の思想史的研究』」
・泉淳「福田安志編『アメリカ・ブッシュ政権と揺れる中東』」
・柿崎正樹「ソネル・チャアプタイ『現代トルコにおけるイスラム、世俗主義とナショナリズム―トルコ人とは誰か』」
・宮下遼「ハルン・トラサ『セヒー、ラティーフィー、アーシュク・チェレビーの詩人列伝に見る16世紀の文学研究と文学批評』」
イスラム世界 67号
—2006年9月刊行—
■論文
・新井一寛「タリーカ(スーフィー教団)の形態論的考察:現代エジプトにおけるティジャーニーヤ教団の事例を通じて」
・塩谷もも「ジャワにおける儀礼の変化と女性」
■公開講演会
「イスラーム世界の少数派」
・松田俊道「中世エジプトにおけるズィンミー」
・黒木英充「庇護を受ける者たちの戦略:オスマン帝国時代の通訳をめぐって」
■学界動向
・前田君江「ペルシア語民俗文化辞典『路地の書』Ketab-eKuche(11巻+i~)成立史と編纂状況の報告:編纂作業現場を訪ねて」
■書評と紹介
・深沢克巳「羽田正『イスラーム世界の創造』」
・富田健次「吉村慎太郎『イラン・イスラーム体制とは何か:革命・戦争・改革の歴史から』」
・高岡豊「末近浩太『現代シリアの国家変容とイスラーム』」
・齋藤優子「澤江史子『現代トルコの民主政治とイスラーム』」
・福田安志「小杉泰『現代イスラーム世界論』」
・橋爪烈「清水和裕『軍事奴隷・官僚・民衆:アッバース朝解体期のイラク社会』」
湯川武「マーワルディー著『統治の諸規則』翻訳を終えて」
イスラム世界 66号
—2006年3月刊行—
■論文
・大庭竜太「サイド・ヌルスィーにおけるクルド性とイスラーム」
・前田君江「1960年代イラン詩における「モウジェ・ノウ」(新しき波)運動の形成とアフマディー」
■公開講演会
「イスラーム世界の少数派」
・子島進「イスラームとNGO活動―アーガー・ハーン開発ネットワークと現代イスマーイール派―」
・黒岩高「イスラームと中国文化のはざまで―中国ムスリムの「小経」と「漢文イスラーム文献」―」
■学界動向
・黒田卓「イラン立憲革命百周年記念国際学会報告」
・王建新「ポスト社会主義への新しい視座―吉田世津子著『中央アジア農村の親族ネットワーク』に寄せて―」
・新井和広「2005年夏の『ハドラミー学会』二つに出席して」
■現代世界の動向とイスラーム
・福田安志「イスラーム銀行の発展と銀行をめぐる問題―既存の体制との矛盾と高利回りへの志向―」
■書評と紹介
・鷹木恵子「私市正年(著)『北アフリカ・イスラーム主義運動の歴史』」
・森下信子「青柳かおる(著)『イスラームの世界観―ガザーリーとラーズィー』」
・小杉麻李亜「大川玲子(著)『図説 コーランの世界―写本の歴史と美のすべて』」
・関口陽子「タヌル・ボラ、ケマル・ジャン『国家と鴉―1990年代から2000年代の民族主義行動党』」
短信
イスラム世界 65号
—2005年10月刊行—
■論文
・伊藤寛了「オスマン帝国末期におけるズィヤー・ギョカルプのナショナリズムとイスラーム改革思想」
■公開講演会
「イスラーム世界の少数派」
・山口昭彦「クルド人問題への視角:トルコの場合」
・松尾昌樹「オマーンにおけるイバード派:その歴史的展開とオマーン・ナショナリズムの立場から」
■学界動向
・新井和広「ハドラマウト及びハドラミー移民研究展望」
・宇野陽子「トルコの文書館・図書館案内:トルコ共和国建国史研究のために」
■現代世界の動向とイスラーム
・松永泰行「第2期ブッシュ政権と対中東「自由の拡大」戦略/政策 」
■書評と紹介
・吉田世津子「岩崎一郎・宇山智彦・小松久男(編)『現代中央アジア論:変貌する政治・経済の深層』」」
『イスラーム地域研究叢書』
・後藤明「第一巻『イスラーム地域研究の可能性』」
・設樂國廣「第二巻『現代イスラーム思想と政治運動』」
・柳橋博之「第三巻『イスラーム地域の民衆運動と民主化』」
・長沢栄治「第四巻『比較史のアジア:所有・契約・市場・公正』」
・八尾師誠「第五巻『イスラーム地域の国家とナショナリズム』」
・大塚和夫「第六巻『イスラームの性と文化』」
・川本正和「第七巻『イスラームの神秘主義と聖者信仰』」
・新井政美「第八巻『記録と表象:史料が語るイスラーム世界』」
・佐藤次高「書評を読んで」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2004年7月-12月):青柳かおる・斎藤正道・榮谷温子・八木久美子
イスラム世界 64号
—2005年3月—
■論文
・大島史「トルコ「80年体制」における民族主義とイスラーム――トルコ-イスラーム総合論を中心に――」
・山崎和美「20世紀初頭テヘランにおける女子校設立と女子教育政策」
■公開シンポジウム
・安部征雄・青木三郎・藤村達人・井田哲雄「融合するアフリカ研究――バイオ・情報・環境・文化――」
■イスラーム関係研究機関紹介
・礒田博子「筑波大学北アフリカ研究センター」
・吉村 作治「早稲田大学イスラム科学研究所」
■あ学界動向
・柿崎正樹「米国の中東研究――ユタ大学における中東研究事情と国際シンポジウム紹介を中心に――」
・野田仁「カザフスタン中央文書館所蔵史料と中央アジア史研究の動向」
・菅原純「国際学術会議『中国・中央アジア間におけるウイグル人の位置づけ』」
■現代世界の動向とイスラーム
・玄承洙「北カフカースにおける『ワッハーブ主義』の形成と展開」
■書評と紹介
・原山隆広「イブン・アッティクタカー(池田修・岡本久美子訳)『アルファフリー――イスラームの君主論と諸王朝史』」
・北原圭一「小林一枝『「アラビアン・ナイト」の国の美術史――イスラーム美術入門』」
・前田君江「イーラジ・パールシーネジャード『イラン人啓蒙家たちと文学批評』」
・下山伴子「ジョナサン・P・バーキー『中世イスラーム近東における民衆的説教と宗教的権威』」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2004年1月-6月) 青柳かおる・斎藤正道・榮谷温子・八木久美子
イスラム世界 63号
—2004年9月刊行—
■論文
・高堀英樹「オスマン朝におけるジェザーイル州の成立-創設時におけるその領域を中心に-」
・森島聡「イランの言語政策における特徴-ファルハンゲスターンからロガトナメイェ・デホダーへ-」
■公開シンポジウム
・上岡弘二「イラン基層文化とイスラーム-ゾロアスター教からシーア派民間信仰へ-」
・西正捷「製紙技術の伝播とイスラーム」
・村山和之「音楽に見る文化融合-インド世界のイスラーム化とイスラームのインド化-」
■学会動向
・松井真子「オスマン帝国外交史研究の動向-「条約」文書の変容を手がかりに-」
■現代世界の動向とイスラーム
・清水由里子「近年の新彊ウイグル自治区における「双語」教育を巡る動向について」
・佐藤 秀信「『新保守』の台頭-第7期イラン国会議員選挙経過と展望-」
■イスラーム関係研究機関紹介
・中村明日香「一神教研究へのとりくみ-同志社大学一神教学際研究センター-」
■書評と紹介
・堀井聡江「ワーイル・ハッラーク(奥田敦編訳)『イジュティハードの門は閉じたのか-イスラーム法の歴史と理論-』」
・川原 弥生「T.K.ベイセンビエフ(編訳)『アーリムクルの生涯-19世紀中央アジアの現地語年代記-』」
・小野仁美「堀井聡江『イスラーム法通史』」
・坂井弘樹「菅原睦・太田かおり(訳)『デデ・クルクトの書-アナトリアの英雄物語集-』」
・医王秀行「大川玲子『聖典「クルアーン」の思想』」
・伊藤寛了「スティーヴン・ヴァーティガンズ『トルコにおけるイスラーム的ルーツと復興』」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2003年7月ー12月) 青柳かおる・伊藤寛了・榮谷温子・八木久美子
イスラム世界 62号
—2004年2月刊行—
■論文
・斎藤正道「アーレ・アフマドの『西洋かぶれ』における「西洋」の位置」
・藤波伸嘉「第二次立憲政前半期オスマン帝国における分権論」
・田口晶「オスマン帝国末期アラブ人の政治参加」
■学会動向
・森山央朗「シリア・アラブ共和国におけるイスラーム思想・歴史研究の傾向」
■書評と紹介
・榮谷温子「イブラーヒーム・ワリード『日本語・アラビア語語彙対照研究に基づくアラビア語シソーラス』」
・渡部良子「ヒラール・サービー(谷口純一・清水和裕監訳)『カリフ宮廷のしきたり』」
・大川玲子「リチャード・ベル(医王秀行訳)『コーラン入門』」
・岩崎葉子「水田正史『近代イラン金融史研究』」
・秋葉淳「佐原徹哉『近代バルカン都市研究-多元主義空間における宗教とエスニシティ-』」
・山下王世「深見奈緒子『イスラーム建築の見かた-聖なる意匠の歴史-』」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2003年1月ー6月)青柳かおる・伊藤寛了・榮谷温子・八木久美子
イスラム世界 61号
—2003年9月刊行—
■論文
・吉松久美子「ミャンマーにおける回族(パンデー)の交易と移住-19世紀後半から20世紀前半を中心に-」
・高畑祥子「オスマン帝国におけるミッション・スクールとその学生-ロバート・カレッジの事例から-」
■公開シンポジウム
・梅村坦「東トルキスタン基層文化の変遷」 ・小松久男「大宛国のイスラーム復興-フェルガナ盆地から見た中央アジア史-」
・永田雄三「オスマン文化の諸相」
・新井政美「イスラム国家から国民国家へ-政治文化の変容に留意しつつ-」
■調査報告
・鷹木恵子「マグリブ諸国におけるマイクロクレジットの広がりと女性の経済活動」
■学会動向
・西尾ふみ「パキスタン-社会科学の変容-」 ・島田志津夫「ウズベキスタンの公文書館事情」
■書評と紹介
・斎藤剛「アブドゥッラー・ハムーディー『師と弟子-モロッコ的権威主義の文化的創造-』」
・菅原睦「セミフ・テズジャン、ヘンドリク・ブスホーテン(編)『デデ・コルクトのオグズ・ナーメ』」
・大島史「タヌル・ボラ『トルコ右派の三状態-民主主義、保守主義、イスラーム主義-』」
・斎藤修「中村廣治郎『イスラムの宗教思想-ガザーリーとその周辺-』」
・佐々木紳「吉澤誠一郎 『愛国主義の創成-ナショナリズムから近代中国を見る-』」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2002年7月-12月)斉藤琢磨・榮谷温子・森晋太郎・八木久美子
イスラム世界 60号
—2003年3月刊行—
■論文
・佐藤明美「スルタン・サンジャルとグッズ-サンジャル拉致に関する一考察-」
・柳橋博之「8世紀サワードにおける小麦の収穫率を算定する試み」 公開シンポジウム「ナイル基層文化とイスラーム」
・川床睦夫 「エジプトとナイル」
・日野舜也「西アフリカ・ムスリム移民がつくった地域社会-スーダン、青ナイル地方のフェラータ-」 現代世界の動向とイスラーム・山下亮「ウズベキスタンにおける韓国のインパクト」
■書評と紹介
・柳橋博之「ハーレド・アブー・エル=ファドル『イスラーム法における叛乱と暴力』」
・堀井聡江「デヴィン・スチュアート『イスラーム法における正統主義-スンナ派法学に対する12イマーム派の対応』」
・阿久津正幸「佐藤次高(編)『西アジア史1 アラブ』」
・檜垣まり「大塚和夫『いまを生きる人類学-グローバル化の逆説とイスラーム世界』」
・新井政美「M・O・アルカン、A・インセルほか(編)『近代トルコにおける政治思想』」
・榮谷温子「フダ・スミッツハウゼン・アビ=ファレス『アラビア文字のタイポグラフィ--総合的史料集』」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2002年1月ー6月)斉藤琢磨・榮谷温子・森晋太郎・八木久美子
イスラム世界 59号
—2002年8月刊行—
■論文
・大川(黒宮)玲子「クルアーンの啓示(インザール)理論の形成」
・澤井充生「中国の宗教政策と回族の清真寺管理運営制度-寧夏回族自治区銀川市の事例から-」公開シンポジウム「地中海基層文化とイスラーム」
・加藤博「『生活の場』としての地中海世界」
・陣内秀信「建築にみる地中海文化とイスラーム文化」
■学会動向
・松本耿郎・石田進「中国における中東研究の最近の動向-雲南大学國際関係系研究中心西南亞研究所および西北大学中東研究所の場合-」
・八尾師誠「『文化遺産・偉人顕彰協会』の役割と実績-革命を越えた使命を帯びて-」
■書評と紹介
・榮谷温子「ジョナサン・オーウェンズ編『少数言語としてのアラビア語』」
・菊池達也「子島進著『イスラームと開発:カラーコラムにおけるイスマーイール派の変容』」
・下山伴子「モフセン・マフマルバフ著(武井みゆき・渡部良子訳)『アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない 恥辱のあまり崩れ落ちたのだ』」
・前田君江「アブー・アル・ハサン・ナジャフィー著『ペルシア語俗語辞典』」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2001年7月-12月)斉藤琢磨・榮谷温子・森晋太郎・八木久美子 三浦徹「新イスラム辞典の誕生」
イスラム世界 58号
—2002年3月刊行—
■論文
・平野豊「チャルデランの戦い以前におけるドゥルミシュ・ハーンの経歴について-ミールザー・シャー・ホセインのヴァキール就任とも関連して」
・西野正巳「サイイド・クトゥブの生涯-転機の問題を巡って」
■公開シンポジウム
・「アラブの基層文化とイスラーム」 堀内勝・保坂修司・福田安志
■現代世界の動向とイスラーム
・中田考「マレー世界とイスラーム地域研究-PAS(汎マレーシア・イスラーム党)ハーディー・アワン「教書」の「背教宣告」問題によせて」
・菅原純「現代ウイグル語とコンピュータ-2001年夏の現状と展望」
・早水伸光「1999年総選挙回顧-民族主義者行動島圧勝の勝利」
■学会動向
・大川(黒宮)玲子「クルアーン学学会の誕生:The Qur'an -Text, Translationand Interpretation 学会報告」
■書評と紹介
・王建新「Dru C. Gladney, Ethnic Identity in China: The Making of aMuslimMinority Nationality」
・赤堀雅幸「大塚和夫著『近代・イスラームの人類学』」
・森本一夫「柳橋博之(編)『イスラーム法と思想における領域概念』」
・西野正巳「塩尻和子著『イスラームの倫理 アブドゥル・ジャッバール研究』」
イスラーム関係邦文新刊書リスト(2001年1月~6月)斉藤琢磨・榮谷温子・菅原純・森晋太郎・八木久美子
イスラム世界 57号
—2001年8月刊行—
■論文
・菊地達也「初期ドゥルーズ派における輪廻思想とタキーヤの成立」
・西村惇一「アラビア語・ペルシア語史料中のソグド地方-9世紀~13世紀初頭における地域比定を中心に」
■特別寄稿
・東隆眞「忽滑谷快天(ぬかりやかいてん)とその著『怪傑マホメット』のこと二、三」
■現代世界の動向とイスラーム
・小林寧子「インドネシアの「味の素」騒動の顛末」
■公開シンポジウム 「イスラーム世界の建築と都市」
・深見奈緒子「イスラーム建築によせて」
・及川清昭「イスラーム圏における伝統的集落の空間構成」
■書評と紹介
・菅原純「小松久男編『新版世界各国史4 中央ユーラシア史』」
・小林歩「アフサーネ・ナジュマバーディー著『グーチャンの娘たちの物語』」
・斎藤正道「坂本勉著『イスラーム巡礼』」
イスラーム関係邦文新刊書リスト 榮谷温子・菅原純・八木久美子
最新主要欧文論文 大川京
イスラム世界 56号
—2001年3月刊行—
■論文
・飯山陽「中世マグリブ社会の反ユダヤ暴動とファトワーに関する一考察-トゥワートの事例より」
・松尾昌樹「ヤアリーバ朝成立期におけるオマーンの部族とイマーム-部族間の協力
・敵対関係とイマーム支配の確立過程」
・長野芳彦「ターヒル朝のタバリスターンにおける拠点設定について」
■公開シンポジウム 「イスラーム絵画」
・小林一枝「イスラーム絵画に描かれた新約・旧約聖書の預言者」
・桝屋友子「絵画に描かれた預言者ムハンマドの昇天-15世紀の『ミイラージ・ナーマ』写本」
■学会動向
・前田弘毅「グルジアにおける中東・イスラーム研究の現況について」
■書評と紹介
・堀井聡江「眞田芳憲・松村明編著『イスラーム身分関係法』」
・菅原睦「松長昭著『アゼルバイジャン語文法入門』」
・鷹木恵子「ライラ・アハメド著(林正雄・岡真理ほか訳)『イスラームにおける女性ジェンダー-近代論争の歴史的根源』」
イスラーム関係新刊書リスト 榮谷温子・菅原純・八木久美子
最新主要欧文論文 仁子寿晴
イスラム世界 55号
—2000年9月刊行—
■論文
・今野毅「オスマン帝国形成期におけるディルリク発給手続きについて」
・柳沼豊「アイユーブ朝カイロのマドラサ設立とウラマー社会」
■公開シンポジウム
・「イスラームと婚姻-伝統と変容-」 柳橋博之・中西久枝・赤堀雅幸
■学会動向
・大河原知樹「中東社会・文化史協会(Middle East Social and Cultural HistoryAssociation<MESCHA>)」
■書評と紹介
・西野節男「桜井啓子著『革命イランの教科書メディア-イスラームとナショナリズムの相克』」
・森島聡「上岡弘二(編)『イラン-暮らしがわかるアジア読本』」
・富山光代「大塚和夫(編)『アラブ-暮らしがわかるアジア読本』」
・榮谷温子「Aryeh Levin著 Arabic Linguistic Thought and Dialectology」
■訃報
・後藤明「藤本勝次先生のご逝去を悼んで」
イスラーム関係新刊書リスト 榮谷温子・森島聡・八木久美子
最新主要欧文論文 大川京
イスラム世界 54号
—2000年2月刊行—
■論文
・榮谷温子「クルアーンの物語テキストを通してみるアラビア語の限定名詞句の用法」
■公開シンポジウム
・「イスラームと映像文化」 鈴木均・岡真理・佐藤規子
■現代世界の動向とイスラーム
・長沢栄治「現代エジプトの社会問題とNGO」
■調査報告
・桜井啓子「バングラディシュの十二イマーム・シーア派」
■学会動向
・宮岡孝尚「トルコ共和国におけるコンピューターメディア案内」
■書評と紹介
・吉村貴之「山内昌之著『納得しなかった男-エンベル・パシャ 中東から中央アジアへ』」
・新井政美「中山紀子著『イスラームの性と俗-トルコ農村女性の民族誌-』」
・医王秀行「アフマド・Y・アルハサン、ドナルド・R・ヒル著(大東文化大学現代アジア研究所監・修、多田博一・原隆一・斉藤美津子訳)『イスラム技術の歴史』」
・柴山滋「ジョン・ウォルター・ジャンドラ著『アラブ社会の「戦争観」』」
・榮谷温子「本田孝一、師岡カリーマ・エルサムニー著『アラビア語を書いてみよう読んでみよう』」
イスラーム関係新刊書リスト 榮谷温子・富山光代・森島聡・八木久美子
最新主要欧文論文 仁子寿晴
イスラム世界 53号
—1999年7月—
■論文
・阿久津正幸「ザンギー朝アレッポのマドラサ建設-中世イスラームにおける教育施設の社会史に向けて-」
・河田久美「Qashqa'i の二人のイルベギ」
・森晋太郎「ジュブラーン・ハリール・ジュブラーンと民族独立運動-第一次世界大戦前後の作品を中心に-」
■公開シンポジウム「イスラーム諸国に於けるイスラーム教育」
・報告:大石高志・粕谷元・西野節男・飯塚正人
・討論・質疑応答
■学会動向
・保坂修司「アラブ研究と電子情報」
■書評
・飯山陽「Ch.-E デュフルク著(芝修身・芝紘子訳)『イスラーム治下のヨーロッパ-衝突と共存の歴史-』」
・岡真理「中西久枝著『イスラームとヴェール-現代イランに生きる女性たち-』」
・下山伴子「Richard Bulliet著 Islam: The View from the Edge」
・尾沼君江「Taqi Purnamdariyan著 Khane-am Abrist」
■新刊紹介
・八木久美子「本田孝一著『ステップアップアラビア語』」
・新井政美「臼杵陽著『見えざるユダヤ人-イスラエルの「東洋」』」
・柳橋博之「ファリード・ゥッディーン・ムハンマド・アッタール著(藤井守男訳)『イスラーム神秘主義聖者列伝』」
■イスラーム関係講座紹介
・縄田鉄男「東京外国語大学南・西アジア過程」 訃報
・志茂硯敏「本田實信先生とペルシア語史料」
・片岡一忠「中田吉信先生と中国イスラーム史研究」
イスラーム関係新刊書リスト 八木久美子・森島聡・富山光代・森晋太郎
最新主要欧文論文 泉沢久美子・飯山陽
イスラム世界 52号
—1999年2月刊行—
■論文
・菊地達也「11世紀イスマーイール派における哲学的預言者論」
・及川秀和「オトゥルク・ベリの戦にいたるウズン・ハサンの外交政策―15世紀後半のアク・コユンル、オスマン朝関係」
■公開シンポジウム「西ヨーロッパの中のイスラーム教徒」
・報告:佐久間孝正・宮治美江子・内藤正典・駒井洋
・質疑応答
■現代世界の動向とイスラーム
・佐野東生「イラン大統領選挙におけるハータミー師の勝利―その前後の状況と同師の思想を巡って」
■学会動向
・森本一夫「イランの研究CD-ROM事情」
・真下裕之「インドの図書館案内:イスラーム写本研究のために」
■書評
・池内恵「“政治的イスラーム”の系譜学―A.サルヴァトーレの介入」
・大石高志「中村廣治郎著『イスラームと近代』」
■新刊紹介
・古賀幸久「柳橋博之著『イスラーム財産法の成立と変容』」
・三沢伸生「永田雄三・羽田正著『成熟のイスラーム社会』」
・設樂國廣「八尾師誠著『イラン近代の現像』」
イスラーム関係新刊書リスト 八木久美子・森島聡・富山光代・森晋太郎 最新主要欧文論文 菊地達也
イスラム世界 51号
—1998年7月刊行—
■論文
・小松香織「オスマン帝国末期の黒海海運」
・森島聡「ファルハンゲスターネ・イランの言語改革―ナショナリズムの観点から」
■公開シンポジウム「東南アジアのイスラーム」
・基調報告:中村光男「東南アジアのイスラーム」
・コメント:鳥井高・川島緑・高橋和夫
・質疑応答
・調査報告:
1. 桜井啓子「シーア派教育ネットワーク―タイ・トンブリーの事例から」
2. 佐藤規子「タイの十二イマーム派―そのコミュニティと宗教儀礼に関する調査報告」
■書評
・粕谷元「小松久男著『革命の中央アジア/あるジャディードの肖像』」
■新刊紹介
・柴山滋「佐藤次高著『イスラーム世界の興隆』」
■イスラーム関係講座紹介
・縄田鉄男「東京外国語大学南・西アジア課程(ペルシア語専攻)」
イスラーム関係新刊書リスト 東長靖・鈴木喜久子・柴山滋
最新主要欧文論文 泉淳
イスラム世界 50号
—1998年2月刊行—
■論文
・佐藤規子「パキスタンにおけるイマームバーラーとイマーム・フサイン追悼行事―ラーワルピンディーおよびイスラマバードの事例(1995年)を中心として」
・石川真作「ドイツ在住トルコ人に関する予備的考察―デュースブルグ市の事例から」
・秋葉淳「アブデュルハミト二世期オスマン帝国における二つの学校制度」
■公開シンポジウム
・「西洋人の自画像とイスラーム世界」 稲賀繁美・三木亘・村田雄二郎・板垣雄三
■現代世界の動向とイスラーム
・佐原徹哉「バルカンのムスリム」
■書評
・黒田卓「J.アファーリー著『イラン立憲革命1906~1911年―草の根民主主義・社会民主主義・フェミニズムの起源』」
■座談会
・「日本のイスラーム世界研究の回顧と課題」 赤堀雅幸・飯塚正人・岡真理・後藤明・東長靖・堀川徹・三沢伸生
■イスラーム関係講座紹介
・間野英二「京都大学大学院文学研究科西南アジア史学研究室」
イスラーム関係新刊書リスト 東長靖・鈴木喜久子・柴山滋
最新主要欧文論文 大川玲子
イスラム世界 49号
—1997年7月刊行—
■論文
・吉田京子「シャイフ・サドゥークのガイバ論における物語の機能」
・柴山滋「ブワイフ朝以前の大アミールの軍隊構成について」
■イスラーム講座10
・中田考「イスラム解放党のカリフ革命論」
■シンポジウム「イスラーム世界の巡礼」
・基調報告:坂本勉「メッカ巡礼とパン・イスラミズム」
・コメント 東長靖・中田吉信・私市正年・小串敏郎
■書評
・トフティー「王柯著『東トルキスタン共和国研究―中国のイスラムと民族問題』」
■新刊紹介
・松田俊道「佐藤次高著『イスラームの「英雄」サラディン―十字軍と戦った男』」
■学会動向
・栗山保之「イエメン歴史学会の現状と研究機関―サナアを中心に」
■イスラーム関係講座紹介
・加藤和秀「東海大学文学部文明学科西アジア課程」
・永田雄三「護雅夫先生とイスラーム世界」
・設楽國広「アルバニア雑感」
イスラーム関係新刊書リスト 東長靖・鈴木喜久子・柴山滋
最新主要欧文論文 泉淳
イスラム世界 48号
—1997年2月刊行—
■論文
・大河原知樹「オスマン朝の改革とユダヤ教徒金融家―1855年シリア事件再考」
・塩尻和子「クルアーン創造説における「神の言葉」(Kalam Allah)」
・平野豊「ガズウィーン遷都の年代比定―16世紀サファヴィー朝文化史再編の視点から」
■イスラーム講座9(シンポジウム「アフリカのイスラーム」)
・基調報告:日野舜也「アフリカのイスラーム」
・座談会 日野舜也・富永智津子・嶋田義仁・小川了
■現代世界の動向とイスラーム
・栗田禎子「『イスラーム運動』への代案を求めて―`almaniyaをめぐる最近の議論と実践」
■書評
・竹下政孝「牧野信也訳『ハディース―イスラム伝承集成』」
■新刊紹介
・塙治夫「小串敏郎著『王国のサバイバル―アラビア半島の歴史』」
■イスラーム関係講座紹介
・愛宕あもり「四天王寺国際仏教大学文学部言語文化学科アラビア語アラビア文化専攻」
イスラーム関係新刊書リスト 東長靖・鈴木喜久子・柴山滋
最新主要欧文論文 大川玲子・泉淳
イスラム世界 47号
—1996年6月刊行—
■論文
・今松泰「ハジ・ベクタシの『聖者』像の形成・変遷と定着について―オスマン朝期の叙述史料を通じて」
・高田康一「歴史家としてのタバリー」
・中町信孝「スルタン・バイバルスの外交政策-フランクおよびアルメニアとの和議を中心に」
■イスラーム講座8(シンポジウム「インド亜大陸のイスラーム」)
・基調報告:麻田豊「インド亜大陸のイスラーム」
・座談会 麻田豊・小西則子・田中多佳子・深町宏樹・村山真弓
■書評
・長谷部史彦「B.ショシャン『中世カイロの民衆文化』」
■新刊紹介
・後藤明「嶋田襄平著『初期イスラーム国家の研究』」
・大河原知樹「黒田美代子著『商人達の共和国』」
■新設イスラーム関係研究機関紹介
・臼杵陽「地域研究企画交流センターの活動状況」
■広報
・佐藤次高「イスラーム研究の新しい組織づくり」
・後藤明「ご挨拶」
イスラーム関係新刊書リスト
最新主要欧文論文
イスラム世界 46号
—1996年2月刊行—
■論文
・宇野昌樹「タキーヤに関する一考察」
・松長昭「イスタンブルのカザフ人」
■書評
・長沢栄治「S.オウェイス著『私が背負った歴史(ひとつの事例研究)』」
■翻訳
・長沢栄治訳「S.オウェイス著『私が背負った歴史(ひとつの事例研究)』」
■新設イスラーム関係研究機関紹介
・徳川家正氏談話
イスラーム関係新刊書リスト
最新主要欧文論文
英文レジュメ
イスラム世界 45号
—1995年6月刊行—
■論文
・今澤浩二「オスマン朝初期におけるウレマー制の展開」
・斉籐愛美「ニーシャープールのミーカーリー家―都市の中の非ウラマー家系の一例として」
・内藤陽介「シャイザリーの国家論」
■イスラーム講座7
・小松久男「トルコの民族と文化」
・座談会「トルコの民族と文化」をめぐって 小松久男・松原正毅・鈴木董・林徹・永田雄三
■書評
・菊地達也「P.ウォーカー著『初期の哲学的シーア派思想―アブー・ヤークーブ・アッシジスターニーのイスマーイール派的ネオプラトニズム」
■イスラーム関係講座紹介
・設楽國廣「立教大学文学部史学科」
・大村謙太郎氏談話
イスラーム関係新刊書リスト
最新主要欧文論文
英文レジュメ
イスラム世界 44号
—1994年12月刊行—
■論文
・武藤幸治「エジプト民営化の現状と課題」
・坂井弘紀「英雄叙事詩が伝える『ケネサルの反乱』」
■イスラーム講座6
・上岡弘二「イランの民族と文化―それを定位するための座標をめぐって」
・座談会「イランの民族と文化」をめぐって
■現代世界の動向とイスラーム
・富塚俊夫「第三次ワッハーブ王国におけるウマラーとウラマーの盟約と隠れた戦い」 書評
・高野大輔「M.シャロン著『反乱―アッバース朝革命の社会的および軍事的側面』」
■新設イスラーム関係研究機関紹介
・清水宏祐「九州大学文学部イスラム文明学講座」
・谷口淳一・大河原知樹・新井勇治「ダマスクスの書店案内」
・板垣雄三「日本イスラム協会の歩みをふりかえる」
〔資料〕
・熊谷哲也「日本イスラム協会の沿革(稿)」
イスラーム関係新刊書リスト
最新主要欧文論文
英文レジュメ
イスラム世界 43号
—1994年6月刊行—
■論文
・黒岩高「17-18世紀甘肅におけるスーフィー教団と回民社会」
・佐藤明美「初期イスラーム時代のメルヴ」
・赤掘雅幸「伝統を問い直す者たち―現代エジプトのベドウィンにみるイスラーム回帰への視線」
■イスラーム講座5
・奴田原睦明「アラブの民族と文化」
・座談会「アラブの民族と文化」をめぐって
■現代世界の動向とイスラーム
・柿崎崇「政治とイスラム―現代イランでの見聞から」
■書評
・医王秀行「P.クローン&M.ヒンズ著『神のカリフ』」
・堀井聡江「S.レイナー著『イスラム法における契約理論』」
■新設イスラーム関係研究機関紹介
・清水芳見「中央大学総合政策学部イスラーム関連講座」
イスラーム関係新刊書リスト
最新主要欧文論文
最新主要中文論文
英文レジュメ
イスラム世界 42号
—1993年12月刊行—
■論文
・岩武昭男「イランにおけるワクフの継続―ヤズドにおけるアミール・チャクマークのワクフの事例」
・橋本光平「フランスにおけるレバノン移民の歴史と実態」
・長谷部史彦「尖塔の上のドゥアー―カイロの民衆蜂起1724年11月」
・若林啓史「正教会エルサレム総主教座のアラブ信徒」
・白井正博「エジプトの緊急事態法」
■イスラーム講座4
・清水芳見「イスラームの儀礼」
・座談会 「イスラームの儀礼」をめぐって
■現代世界の動向とイスラーム
・臼杵陽「パレスチナとエレツ・イスラエルの狭間で―「アラブのユダヤ教徒」の視点から現代イスラエルを見る」
■学会動向
・竹下政孝「井筒俊彦のイスラーム学における業績」
■新設イスラーム関係研究機関紹介
・木村喜博「東北大学大学院国際文化研究科」
イスラーム関係新刊書リスト
最新主要欧文論文
欧文レジュメ
イスラム世界 41号
—1993年6月刊行—
■論文
・王柯「ヤークーブ・ベクのイスラム政策と『七城政権』の政治的社会的統合」
・岡真理「ユースフ・イドリースにおける“セクシュアリティ”あるいは“ヒューマニズム”について―『肉の家』『ハラーム』を中心に」
・中村廣治郎「ガザーリーとアシュアリー派神学」
■イスラーム講座3
・柳橋博之「シャリーアとフィクフ」
・座談会「シャリーアとフィクフ」をめぐって
■イスラム世界の動向
・小松久男「冬のタシュケント」
■書評
・清水和裕「フサイン・アトワーン著『イスラーム期のサアーリーク詩人達』『アッバース朝第一期のサアーリーク詩人達』」
・山岸智子「サターレ・フォルマーン=ファルマイアン著『ペルシアの娘:父のハレムからイスラム革命へのある女性の行程』」
イスラーム関係新刊書リスト
1992年1月~12月最新主要欧文論文
欧文レジュメ
イスラム世界 39号・40号
—1993年3月刊行—
■論文
・医王秀行「カリフ・マームーンのミフナとハディースの徒」
・後藤敦子「セルジューク朝時代のシフナ職―バグダードを中心に―」
・佐島隆「トルコ・イスラームの一形態としての宗務庁―政教関係の一断面―」
・佐藤健太郎「10世紀後ウマイヤ朝のファター」
■イスラーム講座2
・鎌田繁「ハディース」
・座談会 「ハディースをめぐって」
■書評
・安藤志朗「ユゥルゲン・パウル著『15世紀中央アジアにおけるNaqshbandiyyaの政治的、社会的意義』」
・大河原知樹「F.H.ローソン著『ムハンマド・アリー時代におけるエジプトの領土拡張主義の社会的意義』」
・大稔哲也「ダグラス・パットン著『バドゥル・アッディーン・ルウルウ―モスルのアタベク1211-1259―』」
欧文レジュメ
イスラム世界 37号・38号
—1992年3月刊行—
■論文
・飯塚正人「アリー・アブドッラーズィクの『政教分離思想』」
・高野太輔「10世紀前半アッバース朝のハージブ職」
・柴山滋「サイフ・アッダウラの遊牧民対策」
・三沢伸生「オスマン朝治下のアナトリアの都市―東アナトリアのマラティア地域の研究から」
■イスラーム講座
・小田淑子「コーランとムハンマド」
■座談会
・小高正直「『コーランとムハンマド』をめぐって王朝に西日が射すとき」
■書評
・岡野内正「中岡三益著『アラブ近現代史―社会と経済―』」
・大石高志「ジェイコブ・M.ランダウ著『パン・イスラムの政治運動―思想と組織―』」
欧文レジュメ
イスラム世界 35号・36号
—1991年3月刊行—
嶋田襄平先生の御逝去を悼む
■翻訳
・八尾師誠「ゼイノル・アーベディーン・マラーゲイ『エブラーヒム・ベクの旅行記』Siyasat name-ye Ebrahim Beyk I」
イスラム世界 33号・34号
—1990年3月刊行—
■論文
・小山皓一郎「オスマン朝初期の「御前会議」(Divan-i Humayun)について」
・愛宕あもり「カーディーの判決の取り消しについて―ハッサーフの判決について―」
・東長靖「マムルーク朝末期のタサウウフをめぐる論争」
・太田敬子「アレッポ・バーナクーサー地区の歴史」
・松田俊道「マムルーク朝時代のマザーリム制度に関する覚書」
・清水芳見「アラブ・ムスリム村落における宗教教育の諸相―ヨルダン北部一村落の場合―」
■書評
・徳増克己「デイヴィド・ニスマン著『ソ連とイラン=アゼルバイジャン―政治的な浸透を目的としたナショナリズムの利用―』」
・山口昭彦「オーリガ・イヴァーノヴナ・ジガリーナ著『イランにおけるクルド民族運動(1918-1947)』」
欧文レジュメ
イスラム世界 31号・32号
—1989年3月刊行—
■翻訳
・湯川武訳「アブー・アル=ハサン・アリー・ブン・ムハンマド・アル=マーワルディー(991-1031)『統治の諸原則』al-Ahkamal-Sultaniya wa-l-Wilayat al-Diniya IV」
イスラム世界 29号・30号
—1988年3月刊行—
■論文
・臼杵陽「アブー・ヌワール・クーデタ未遂事件に関する覚書―ヨルダン・1957年4月”危機”―」
・熊谷哲也「オスマン・エジプト初期における軍事勢力について―ハーイル・ベクの統治期間を中心に―」
・栗田禎子「『社会民主主義的イスラム』の敗北―マフムード・ムハンマド・ターハーの『第二のメッセージ』論と、現代スーダン史上におけるその位置―」
・新免康「19世紀動乱期のトゥルファーン」
・宮田律「イラン:『農地改革』と政治変動」
・柳橋博之「サウジアラビアにおけるイスラム法の施行―行政不服審査庁決定と最高ウラマー会議決議から―」
■随筆
・中村公則「たわごと論」
■
・桜井啓子「ロイ・モッタヘデ著『預言者のマント―イランにおける宗教と政治―』」
・熊谷哲也「佐藤次高著『中世イスラム国家とアラブ社会―イクター制の研究―』」
欧文レジュメ
イスラム世界 27号・28号
—1987年3月刊行—
■翻訳
・湯川武訳「アブー・アル=ハサン・アリー・ブン・ムハンマド・アル=マーワルディー(991-1031)
『統治の諸原則』al-Ahkamal-Sultaniya wa-l-Wilayat al-Diniya III」
イスラム世界 25号・26号
—1986年2月刊行—
■論文
・家島彦一「ナイル川渓谷と紅海を結ぶ国際貿易ルート―とくにQus~`Aydhabルートをめぐって」
・太田敬子「ミルダース朝の軍隊編成」
・新井政美「Turk Yurduとその周辺」
・加藤博「19世紀中葉エジプトにおける税制度―その1、不動産賃貸借税―」
・清水宏祐「貨幣史料によるセルジューク朝史研究序説―ビュリエット説にたいする一見解―」
・小牧昌平「イラン近代史関係新刊文献紹介―現代イラン出版事情報告を兼ねて―」
■書評
・嶋田襄平「中村光男著『バニヤンの樹の上に三日月は昇る』」
・竹下政孝「イブン・アラビー著(Stephane Ruspoli 訳・注)『幸福の錬金術』、同(MauriceGloton訳・注)『存在の木』」
英文レジュメ
イスラム世界 23号・24号
—1985年1月刊行—
■論文
・池田修「エジプトにおけるアラビア語の歴史」
・岡田恵美子「ペルシア古典文学における愛」
・井谷鋼造「イルハン国とルーム」
・鎌田繁「モッラー・サドラーの輪廻(tanasukh)思想」
■イスラム講座
・小杉泰「イスラーム法―研究領域と原典資料」
■書評
・清水宏祐「メフメット・アルタイ・キョイメン著『大セルジューク帝国史・第1巻:創設時代』
・坂本勉「アブドゥル・ハーディー・ハーエリー著『イランにおけるシーア派と立憲主義』」
・栗田禎子「ムハンマド・アブー・アル・カーシム・ハーッジ・ハマド著『スーダン:歴史的ジレンマ
と将来の展望』」
英文レジュメ
イスラム世界 22号
—1984年3月刊行—
■翻訳
-
湯川武訳「アブー・アル=ハサン・アリー・ブン・ムハンマド・アル=マーワルディー(991-1031)『統治の諸原則』al-Ahkamal-Sultaniya wa-l-Wilayat al-Diniya II」
イスラム世界 21号
—1983年8月刊行—
■論文
・私市正年「Ibn Tumartとムワッヒド集団の形成過程(前)」
・関喜房「クトゥブ・ッ・ディーン・シーラーズィーについて」
・間野英二「ナクシュバンディー教団に関する最近の諸研究について」
・井岡畯一「日本のイスラム学―昭和13年」
■書評
・後藤晃「M.J.キスター著『ジャーヒリーヤ時代および初期イスラム時代の研究』」
・花田宇秋「F.M.ドンナー著『初期イスラムの征服』」
イスラム世界 20号
—1982年8月刊行—
松田壽男先生のご逝去を悼む
■論文
・M. Naeem Qureshi, "Muslim Nationalism and the Birth of Pakistan"
・竹下政孝「イブン・アラビーのスーフィー聖者の理論」
・福田安志「19世紀初頭のエジプトのイルティザーム制」
・窪田治美「10世紀イラクの地方政権―バリーディー家の場合―」
イスラム世界 19号
—1981年9月刊行—
■翻訳
・湯川武訳「アブー・アル=ハサン・アリー・ブン・ムハンマド・アル=マーワルディー(991-1031)
『統治の諸原則』al-Ahkamal-Sultaniya wa-l-Wilayat al-Diniya I」
イスラム世界 18号
—1981年3月刊行—
■論文
・北川誠一「イル・ハンとニクーダリーヤーン」
・余部福三「ザンジュの乱」
・永田雄三「トルコ近代史の一断面―エフェ・ゼイベキたちのこと―」
・黒田壽郎「初期シーア派に関する基本的研究」
■書評
・菊地忠純「ムハンマド・ムハンマド・アミーン著『エジプトにおけるワクフと社会生活 648-
932A.H./1250-1517A.D.』」
・私市正年「マグリブの出版・研究動向の一端」
イスラム世界 17号
—1980年8月刊行—
■翻訳
・佐々木淑子「サーリフ・アフマド・アルアリー著『ヒジュラ一世紀におけるバスラの社会制度』al-Tanzimatal-Ijtima`iyya wa-l-Iqtisadiyya fi al-Basra fi al-Qarn al-Awwalal-Hijra第3部 経済制度」
イスラム世界 16号
—1979年8月刊行—
■論文
・森本公誠「カラール農民かカッラール農民か~エジプト農民に関するマクリーズィーの記述の解釈を
めぐって」
・湯川武「マムルーク朝時代初期のワジール制」
・設楽國広「第二次立憲体制成立後の状況」
■イスラム講座10
・前嶋信次「アル・アンダルス―回想を交えて―」
■随筆
・佐藤次高「カイロ書店雑記」
■書評
・花田宇秋「S.シャーバーン著『アッバース朝革命』」
イスラム世界 15号
—1979年3月刊行—
■翻訳
・佐々木淑子「サーリフ・アフマド・アルアリー著『ヒジュラ一世紀におけるバスラの社会経済制度』
al-Tanzimatal-Ijtima`iyya wa-l-Iqtisadiyya fi al-Basra fi al-Qarn al-Awwalal-Hijra第2部 財政制
度」
イスラム世界 14号
—1978年7月刊行—
■論文
・鈴木董「オスマン・トルコ社会思想の一側面―有機的社会観の展開」
・松本耿郎「“存在の単一性”の思想における存在について」
・掘直「中央アジア及び西アジアに関する明代の一史料―『西域諸国』と『西域土地人物略』について
-」
■イスラム講座9
・長崎暢子「インド亜大陸のムスリムに関する若干の問題」
・奴田原睦明「エジプトの農民の実像を求めて―現代エジプトの文学作品から―」
イスラム世界 13号
—1978年1月刊行—
■翻訳
・佐々木淑子「サーリフ・アフマド・アルアリー著『ヒジュラ一世紀におけるバスラの社会経済制度」
al-Tanzimatal-Ijtima`iyya wa-l-Iqtisadiyya fi al-Basra fi al-Qarn al-Awwalal-Hijra第一部 社会
制度』」
イスラム世界 12号
—1977年4月刊行—
■論文
・羽田明「東トルキスタン史序説
・古林清一「18・9世紀エジプト社会と民衆宗教」
・佐藤次高「イクター制成立史の研究―ブワイフ朝時代のイラクについて―」
・八尾師誠「イラン立憲革命におけるタブリーズ蜂起」
■書評
・林武「ターナー著『ウェーバーとイスラーム―批判的研究―』」
・岡田恵美子「サーディー著『薔薇園・KH・ラフバル注釈書』」
イスラム世界 11号
—1976年6月刊行—
■論文
・三橋富治郎「オスマン社会階層と都市生活に関する管見―ムスタファ・アグダー批判との関連において―」
・後藤晃「イスラム勃興期のアラブ社会の構造(2)―商活動と宗教活動を軸とした秩序原理―」
・設楽国広「『青年トルコ人』運動の展開をめぐって」
■イスラム講座8
・中原道子「東南アジア―イスラム、その定着と持続」
■書評
・関根謙司「アブール・ファトーフ・ルドワーン著『ブーラーク印刷所の歴史』」
随筆
・松本耿郎「マシュハドからの報告」
イスラム世界 10号
—1975年6月刊行—
■論文
・中原道子「ヒカヤット・アブドッラー考」
・清水宏祐「イブラーヒーム・イナールとイナーリヤーン-大セルジューク朝初期のトルコマン集団-」
・松田知彬「アラン族の西進」
■イスラム講座7
・板垣雄三「近代のイスラム」
■書評
・前嶋信次「医人の見たメッカ巡礼」
・設楽国広「チャウダル著『オスマン帝国の半植民地化』」
・佐々木淑子「アルアリー著『ヒジュラ一世紀におけるバスラの社会経済制度』」
イスラム世界 09号
—1973年7月刊行—
■論文
・花田宇秋「ウマル一世によるムアーウィヤのシリアのアミール任命について」
・松本耿郎「ガザーリーにおける宗教感情と信仰の論理」
・堀内勝「ジャーヒリーヤ文化の一考察―歌謡文化の側面を探る―」
イスラム世界 08号
—1971年10月刊行—
■論文
・小山皓一郎「初期オスマン史書アシク・パシャ・ザーデ・ターリヒについて」
・藤田進「1930年代初等のエジプト農業危機に関する覚え書き」
・岡田恵美子「ペルシア頌詩詩人アンワーリー」
■イスラム講座6
・護雅夫・永田雄三「セルジューク朝・オスマン朝」
■書評
・藤本勝次「アルアッタース著『マラヤのスーフィズム』」
・古賀登「岩波講座「世界歴史」中世『西アジア世界』を読んで」
イスラム世界 07号
—1970年4月刊行—
■論文
・小山皓一郎「初期オスマン史書アシク・パシャ・ザーデ・ターリヒについて」
・藤田進「1930年代初等のエジプト農業危機に関する覚え書き」
・岡田恵美子「ペルシア頌詩詩人アンワーリー」
■イスラム講座6
・護雅夫・永田雄三「セルジューク朝・オスマン朝」
■書評
・藤本勝次「アルアッタース著『マラヤのスーフィズム』」
・古賀登「岩波講座「世界歴史」中世『西アジア世界』を読んで」
イスラム世界 06号
—1968年5月刊行—
■論文
・斎藤栄三郎「アラブ・イスラエル戦争」
・花田宇秋「第一次内乱とハワーリジュ派」
・猪野吉人「カルマト派の発生と初期の活動」
■イスラム講座4
・前嶋信次「アッバース朝の盛時」
■書評
・古賀登「オアシス理論の新しい展開―松田寿男著「砂漠の文化」を読んで―」
・後藤晃「嶋田襄平著『預言者マホメット』」
・佐藤次高「ファイズィー著『現代におけるイスラム研究法』」
イスラム世界 05号
—1966年8月刊行—
■論文
・藤本勝次「現マラヤのムスリム社会におけるファトワーについて」
・児玉純一「ザンジュの乱とアッバース朝」
・加賀谷寛訳「正統カリフ権問題―シーア派から見たる―」
■イスラム講座3
・嶋田襄平「正統カリフ・ウマイヤ朝時代」
■随筆
・荒船淑子「バグダード留学記」
■書評
・小山皓一郎「ア=エヌ=キルマジ著『トルコの将来』」
・中西道子「今永清二著『中国回教史序説』」
イスラム世界 04号
—1965年9月刊行—
■論文
・遠峰四郎「アラビアにおける血の復習と血の代金―南部ヨルダンとガザ地帯の場合―」
・前嶋信次「東西交渉史料としてのアル・マッカリーの史書―11世紀スペインのアラブ人の中国渡来記録―」
・板垣雄三「エジプトの近代と日本」
■イスラム講座2
・嶋田襄平「ムハンマド」
■随筆
・矢島文夫「エジプト・レバノン・スペイン―旅のノートより」
■書評
・護雅夫「テュテンギル著『ズィヤ=ギョカルプに関する覚書』」
イスラム世界 03号
—1964年12月刊行—
■論文
・蒲生礼一「明治初年における遣波使節について」
・宮川照子「アルジェリアにおける私的土地所有の成立」
・渡邊宏「ハッジとキスワ」
■イスラム講座1
・内藤智秀「アラビアの無明時代まで」
■書評
・林武「フラー著『ブアリジュ―レバノンのムスレム村』」
・松田寿男「田坂興道著『中国における回教の伝来とその弘通』」
イスラム世界 02号
—1964年7月刊行—
■論文
・本田実信「モンゴル人とイスマーイーリー派」
・三木亘「歴史家ジャバルティ」
・前嶋信次「ジャーヒズとそのけちんぼ物語」
■書評
・中村広治郎「ワット著『イスラームと社会の統合』」
・武者小路公秀「ベール著『アラブ東方地域におけるイスラム学の歩み』」
■座談会
「日本におけるイスラム学の歩み」
イスラム世界 01号
—1963年11月刊行—
・発刊のことば 松田寿男
■論文
・嶋田襄平「ガニーマとファイとの対立観念の形成」
・板垣雄三「ムスリム同胞団の解体について」
・佐藤圭四郎「アッバース朝史剳記」
・中岡三益「カフル・ル・バーグール週市について」
・黒田恒男「ペルシアの神秘主義詩人アッタールと『鳥の言葉』について」
■書評
・黒田寿郎「イブン・ハルドゥン『歴史序説』の方法」